DivaBlog
「月経カップ」が気になる人の10の疑問!
最近、新しい生理ケアの選択肢として日本でもディーバカップを使いはじめる人が増えていて、うれしく思っています。
その一方で、インターネット上には「月経カップにまつわる都市伝説」と呼べるような間違った意見や情報も発信されていることがあり、とても気になっています。
月経カップユーザーはまだまだ少数派で、多くの人が情報を収集している途中であるため、どの情報が正しいのか間違っているのかを判断するのは難しいと思います。
そこで私たちは、最近「月経カップ」が気になっている人が、不安に感じたり、疑問に思ったりしていることトップ10を集め、月経カップに関する正しい情報をみなさんにお届けします。
疑問1:どんなサイズのカップでもフィットする!?
月経カップは、サイズ選びが重要です。
ディーバカップにはライフステージに合わせて3つのサイズがあります。
しかし、これはあくまでも目安なので、いずれかの年齢層に当てはまるからといって、必ずしもそれがあなたの体にぴったりフィットするとは限りません。
月経カップを選ぶ際には、自分に合ったサイズを調べることが大切です。
また、体型や体格で腟のサイズが決まるわけではないことも覚えておいてください。
腟は、人生を通じて大きく変化します。
たとえば、年齢を重ねたり、出産を経験したりするにつれて、腟の弾力は失われやすいです。
カップを使用してみて、装着位置や角度を調整しても違和感があったり、カップが下がってきたり、漏れたりする場合は、そのサイズが自分の体に合っていない可能性があります。
ディーバカップのホームページでは、サイズ選びに役立つ情報を載せていますが、分からない場合は、カスタマーサポートにお問い合わせいただければ、あなたに合うサイズ選びのお手伝いをします。
疑問2:月経カップを使うと処女ではなくなるの!?
セックスの経験がなくても月経カップは使えます。
残念ながら、「処女」の定義については多くの誤解があります。
日本だけでなく世界中のさまざまな国で、処女の定義を、処女膜が「あるかないか」で判断するものと考えられています。
しかし実際は、セックスの経験の有無によるものでしか、処女かそうでないかの判断はできません。
つまり、ディーバカップはその人が処女であるかどうかには何の影響を与えないということです。
ディーバカップを使うことで、もしかしたら処女膜が伸びるかもしれませんが、セックスの経験がないのであれば、あなたは変わらずに「処女」であることを覚えておくことが大切です。
実際に、一部の人は生まれつき処女膜がなかったり、乗馬や自転車、体操などをすることで、知らないうちに処女膜が伸びていることがあります。
以上のことから、処女膜の有無と、その人が処女であるかどうかは、何の関係もありません。
疑問3:トイレのたびに月経カップを取り外さないといけない!?
排尿や排便をするたびに、ディーバカップを取り外す必要はありません。
しかし、体の構造には個人差があるため、ごく稀に、排尿しやすいように前かがみになる必要があったり、トイレのたびにカップを取り外さなければならない人もいます。
一般的には、月経カップの使用中に排尿のトラブルが生じることはほぼありませんが、不快感がある場合は、排尿や排便の前にディーバカップを外すようにしてください。
私たちはカップの最適な装着位置についてアドバイスすることはできますが、医療スタッフではないため、気になる症状や心配なことがある場合には、専門医に相談することをおすすめします。
疑問4:月経カップが腟内で行方不明になることがある!?
腟の長さは個人差があるものの、平均で約7~10cmほどしかないので、月経カップが腟の中で迷子になることはありません。
また、通常の子宮口は狭く閉じているので、月経カップが子宮の中に入ってしまうこともありませんし、子宮は他の臓器と繋がっていないので、月経カップが体内で迷子になることもありません。
正しい位置に装着すれば、カップは動くことがなく、ステムはいつも腟口付近に待機しているので、簡単に取り外すことができます。
挿入と取り外しに慣れるまでには時間がかかる場合がありますが、私たちがサポートしますので、カスタマーサポートまでご連絡ください。
疑問5:月経カップを装着したまま寝てはいけない!?
月経カップを装着したまま寝ても全く問題ありません。
実際、ゴワゴワするナプキンや、8時間以上使用してはいけないタンポンに比べて、多くの月経カップユーザーがディーバカップを好んで使用しているのは、最長12時間、経血の漏れの心配から守ってくれるからです。
経血量がふつうの場合、12時間装着してもカップが半分にも満たないという方が多いようです。
寝ている間も快適に過ごせることが分かれば、安心して眠ることができますよ
疑問6:経血量が多い人は月経カップを使えない!?
月経カップは、タンポンやナプキンに比べて多くの経血をカバーできるので、量が多めの方にこそ最適なアイテムです。
それでも、なかには頻回にカップをリセットしなければいけない人もいるかもしれません。
最初は、6~8時間で一度カップを外し、溜まった経血量をチェックすることをおすすめします。
ディーバカップを使用することで、ナプキンやタンポンでは得られない、さまざまな発見があります。
経血量がどのように変化するのか、どのような活動によって量が増えたり減ったりするのかなど、自分の生理の特徴をたくさん知ることができると思います。
量が多く、カップから経血があふれてしまうときには、カップを頻回にリセットすればいいので、必ずしも大きいサイズのカップを使わないといけないわけではありません。
疑問7:月経カップをつけたまま運動できない!?
月経カップはアクティブなライフスタイルに最適なアイテムです。
ディーバカップがあれば、ヨガのポーズをするときのナプキンのズレを気にしたり、水泳のときにタンポンの紐をどこにしまっておくかを考えたりする必要がありません。
ディーバカップは腟内にピタッととまっているので、うっかり漏れてしまうことや、タンポンのように、紐を伝って経血が漏れてくることもありません。
疑問8:月経カップをつけたまま泳いではいけない!?
月経カップをつけたまま泳いでも全く問題ありません。
泳いでいるときに紐から水を吸収するタンポンとは違って、ディーバカップは漏れることもなく、最高の快適さを実感できます。
また、塩素や塩水がカップのシリコーンに影響を与えることもありません。
疑問9:月経カップは違和感がある/痛い!?
ディーバカップは 100% 医療用シリコーンからできていて、繰り返し使える生理用品です。最初はうまく使えずに違和感や痛みがあったとしても、それはあなたのディーバカップライフのほんのひとときです。
腟内の正しい位置に装着し、カップがきちんと開いていれば、違和感も痛みもありません。また、ステムはいつも腟口の近くで待機しているので、痛みなくスムーズに取り出すことも可能です。
ステムが腟口に当たって不快なユーザーは、ステムを短くカットして対処しています。
疑問10:IUD(子宮内避妊用具)を装着していると月経カップを使えない!?
避妊を目的として子宮内に装着するIUDと一緒に、ディーバカップを使用しているユーザーはたくさんいます。
しかし、カップと腟壁の密着を解除しないまま取り外そうとすると、IUDが脱落してしまう可能性があるので注意しましょう。
私たちのユーザーガイドでは、カップと腟壁の密着を必ず解除してから取り出すように案内しています。
IUDの装着状態には個人差があったり、医師の中には、IUDの装着してから3~6ヶ月は月経カップの使用を控えることを推奨する人もいます。
カップを使用する前には、一度医師に相談することをおすすめします。
はじめて月経カップを使用するときは、新しいことに挑戦するときと同じように、多くの失敗を経験することもあるかもしれません。
そんなときはまず、新しいことに挑戦している自分をほめてあげましょう。
個人差はありますが、多くの人が3ヶ月ほどで、最適なフィット感と快適さを体得します。
それまではぜひゆったりとした気持ちで辛抱強く粘りましょう。
みなさんのディーバカップライフを成功に導くお手伝いをしますので、困ったときはいつでもカスタマーサポートにご連絡くださいね。