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タンポンユーザーだった私がディーバカップデビュー。出会いから手放せなくなるまでの体験談

月経カップユーザーの多くは、長年ナプキンやタンポンを使っていた人です。一人ひとり、カップデビューのきっかけや、使い始めたときのストーリーがあります。この記事では、タンポンユーザーだった方のディーバカップデビューの体験談をご紹介します。
タンポンは月経カップと同じく挿入型の生理用品ですが、ディーバカップに対してどんな印象をもっていたのか、どんなきっかけで使い始めたのか、ぜひご覧ください。

 

ディーバカップデビューするまで

私は32歳までタンポンユーザーでした。ディーバカップにした今は、生理に関する心配ごともなくなり、ストレスフリーになりました。また、いつも「エコなアイテムを使っている」という、うれしさを感じながら使っています。

月経カップは環境にやさしいと聞いて興味はあったものの、タンポンでも満足していたのでトライするには至りませんでした。タンポンユーザーにとっては、やはり月経カップは大きく感じてしまい、積極的にチャレンジしようとは思えなかったのです。

ところがある日、職場で予期せず生理が始まってしまいました。同僚たちにナプキンやタンポンを持っていないか聞いてみたのですが、あいにく誰も持ち合わせていません。その場しのぎで何重にも巻いたトイレットペーパーをショーツにあてておき、休憩時間にドラッグストアに駆け込んでなんとかセーフ。しかし、苦い経験となりました。

今までも生理用品を用意していないときに限って、突然生理がくるということは何度もありました。「こんなことからもう卒業したい!」これも何かのタイミングなのかもと思い、ディーバカップを試してみることにしたのです。

タンポンから月経カップにトライする

 

ディーバカップデビューの日

私は出産未経験だったので、ガイドに従ってモデル1を選びました。結果的に、これが自分にぴったりのサイズだったようです。

商品が届いて、初めてカップを見たときは、タンポンよりも径がかなり大きく、おじけづいてしまいました。ですが、本体を触ってみるととてもやわらかく、自分にも扱えそうだという気持ちがわいてきました。「きっとできるはず」と信じてトライしてみることにしました。

カップには折り方が何通りかありますが、プッシュダウンフォールドが自分には折りやすく入れやすそうに感じたのでさっそく試してみることに。

浴室で片足をバスタブにかけるといいということだったので、その通りにやってみました。タンポンユーザーだったので、挿入の向きや体の力を抜くことには慣れていました。ゆっくりカップを挿入してみると、痛みも違和感も不快感もなく、装着できました。自分の指を使って挿入していく感覚は初めてで新鮮でした。

2、3回トライしたところで正しい位置に入ったかどうかもわかり、タンポンと変わらない感覚で使える、と自信がつきました。挿入したあとにステムを持ってカップを回す動きをしてみると、ディーバカップがパカっとしっかり開いた感覚もつかめました。

月経カップの取り出しにはコツが必要

 

ディーバカップの取り出しにはコツがある

カップを初めて使った日から、カップを装着していることさえ忘れるくらい快適に過ごせました。仕事から帰宅したときに「生理だった!」と気づいて驚くほどです。時間にしたら5〜6時間ほど装着していたので、もしタンポンだったら途中で漏れていたかもしれません。

急いでトイレに駆け込み、経血が漏れてなかったのでホッとしたのもつかの間、ステムを引っ張っても、腟にしっかりはまっている感じがあり、軽く引っぱったぐらいでは動いてくれません。そこで、説明書に書いてあった、「腟とカップはしっかり密着しているので、カップの底を指でつかみ、少し左右に揺らして密閉を解除する必要がある」ということを思い出しました。

「抜けなかったらどうしよう…」と不安がよぎりましたが、深呼吸してもう一度トライしてみると、ぴったりはまっていたカップがうまく外れてくれました。

タンポンの取り出しは、紐を引っ張るだけですが、カップの取り出しにはちょっとしたコツが必要ということがわかりました。

このことで「カップが漏れないためには、このくらいしっかり密閉されていないとダメなんだな」と理解でき、挿入するときに腟の正しい位置に挿入し、きちんと開かせることの大事さがわかりました。

もう一度練習してみたらスムーズに取り出せて、経血をこぼさずにトイレで取り出せたときは大きな満足感がありました。

 

ディーバカップに出会えてよかった

タンポンは、多い日には、紐から経血がつたって漏れてしまうので、いつもナプキンを併用していました。ディーバカップにしてから、漏れの不安はなくなってナプキンを使うことがなくなり、本当に快適です。

また、タンポンは使用後はゴミになってしまいますが、ディーバカップはゴミがまったく出ません。朝に装着すれば、帰宅するまでそのままでOK。帰宅したらお風呂やシャワーのときに、カップの中の経血を捨ててカップを洗い、再挿入するだけ。ディーバカップに出会ってから、私の生理ライフにタンポンの出る幕はゼロになりました。

以前は経血が漏れたり、在庫が切れたりするのが不安で、タンポンを多めに買っていました。そして、それらをいろんなバックの中に入れていたため、タンポンの残りがいくつなのかも把握できていませんでした。

今はディーバカップ1個だけで大丈夫。カップを洗うときに使っているディーバウォッシュもオンラインで買えますし、ディーバカップにしてから生理用品の出費も押さえられ、管理もとてもシンプルになりました。

私は最初のカップデビューでディーバカップの大ファンになり、ディーバカップなしではもう生理を過ごせなくなりました。ディーバカップに出会えてよかったです。

月経カップを使い始めたきっかけ

 

デビューのきっかけやストーリーは人それぞれ

いかがでしたでしょうか。

ディーバカップデビューするきっかけも、デビュー当日にどのように過ごすかも人それぞれです。この方はデビューしたその日に出勤していましたが、それが不安な場合は休日や、特に予定がない日にデビューするのもおすすめです。

最初は思い通りにいかなくて焦ることもありますが、この方のように、「自分でも使えそう!」「きっと出来るはず」、とポジティブな思いでチャレンジすると、うまく乗り越えられることが多いです。ぜひ使えるようになったあとの快適な生理期間を想像しながら、ディーバカップデビューしてくださいね。

みなさんのデビューがうまくいきますように、応援しています。