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月経カップが大活躍!経血でわかる健康状態

5月28日は「月経衛生デー」です。

「月経衛生デー」は、話題にすることをタブーとされがちな「生理」について話し、ネガティブな社会の意識を変えること、そして、女性を取り巻く環境(貧困や差別、教育など)が月経や健康に与える影響について考え、社会が変わるように働きかけるための日として、2013年に設立されました。

しかし、生理のタブーや女性の健康について考えるのは「月経衛生デー」の日だけでいいということはありませんよね。

このテーマに関しては、1年中、いつでも考えることが大切だと思っています。

2002年の販売開始以来、20年近く月経カップ界をリードしてきた私たちは、ディーバカップを通じて「生理と健康」について考えることを提案します。

 

私たちの生理と健康の関係

なぜ「生理と健康」がリンクするかというと、生理は女性の健康と日々の生活に大きな影響を与えるものだからです。

生理には周期があるため、女性の健康を把握するひとつの指標になります。

また、女性ホルモンと自律神経のバランスから、体温、血圧、心拍数、呼吸数にいたるまで、女性の身体全体の健康状態とも関連するという指摘もあります。

さらには、食生活、運動習慣、ストレスなども生理に影響します。

しかし、生理周期や生理の症状が人それぞれであるように、健康状態や健康に対する考え方も、人それぞれ違います。

生理ケアへのアプローチもさまざまでしょう。

生理の日でもアクティブに行動したい人もいれば、好きな本を読んでリラックスしたい人もいますし、マインドフルな瞑想を好む人もいれば、誰かと一緒にいたいと思う人もいます。

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経血でわかる、健康のこと

生理と健康について興味を持った方にぜひおすすめしたいのは、ディーバカップを試してみることです。

ナプキンやタンポンは、排出された経血を素材に吸い込ませて使用し、使い終わったあとは捨ててしまいますよね。

経血の量や質感、色などを正確に計測したり、確認するのが難しいです。

ディーバカップは、経血を液体のままカップの中に溜めることができるため、自分の経血を直接見て、観察することができます。

色、質感、量、におい、そして場合によっては塊や子宮内膜組織なども見ることができます。

こうしたデータを周期ごとに記録しておくと、毎月新しいデータが集まり、自分の生理の特徴についてくわしく知ることができます。

何か気になることがあるときは、そのデータを婦人科の受診時に持参すれば、貴重な資料になります。

自分の生理の特徴を知れば知るほど、新しい生理の知識を得ることができるのです。

ディーバカップを使うと、自分の生理の特徴を確かめることや、新しい生理の知識を得ることにつながります。

 

経血の色と状態

経血は、妊娠が成立せず不要になった子宮内膜がはがれ落ち、血液や粘液などが混ざって排出されたものです。

色や質感、量は人それぞれ違います。

鮮やかな赤色で、サラサラだという人もいれば、生理が重いと感じる人のなかには暗赤色でドロドロしていて、レバーのような塊が出る人もいます。

ナプキンを長時間交換しなかったときは、ナプキンに染み込んだ経血が空気に触れ、酸化することによって赤から黒っぽい色に変化します。

しかし、色が変化するのは経血の酸化だけでなく、健康状態の変化を示している可能性もあります。

ディーバカップを使うと、取り出すたびに経血を液体のまま観察することができるため、ナプキンやタンポンを使用していたときよりも、色や状態の変化に敏感になります。

経血が空気に触れることもほとんどないため、酸化していない経血を見ることができるのは月経カップのメリットです。

これもまた、婦人科を受診する際の重要な情報となるため、疾患の早期発見につながることもあります。

 

経血量の変化

経血は、色だけでなく、量もまた、私たちの健康状態のバロメーターとなります。

ディーバカップを使用するもうひとつのメリットは、計量目盛りで自分の経血量を測定できること。

実際に多くのユーザーが、「自分の経血の状態や量がひと目で分かるのが楽しい!」とコメントしていますし、筆者もそのうちのひとりです。

ディーバカップは、正しい位置に装着し、腟内で完全に開かせることができれば、経血をほとんど漏らすことなくカップの中に溜められるため、記録をとれば、日ごと、月ごとの経血量の変化をわかりやすく知ることができます。

成人女性の経血量の正常値は20~140ml(日本産科婦人科学会の定義による)といわれているので、それ以下やそれ以上の場合、または生理が3ヶ月以上こない場合は、婦人科を受診しましょう。

日々の健康状態、食生活、運動習慣、ストレスなども、経血量や生理周期に影響するため、ディーバカップは健康管理に非常に役立ちます。

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ディーバカップで健康な生理ライフを

人口の約半分の人々が生理を経験するとはいえ、生理の症状や傾向には個人差があり、ひとつとして同じものはありません。

ディーバカップを使いはじめたばかりのころは、使い慣れるまで、試行錯誤しながら練習するという時期がありますが、ここで費やす時間は決してムダではありません。

むしろ、自分の身体と生理について学ぶための、価値のある時間になるはずです。

ディーバカップが掲げる “Inner Revolution 内なる革命” とは、毎月の生理を快適にすることはもちろんですが、それだけでなく、自分の生理について知り、新しい発見をすることでもあります。

月経衛生デーをきかっけに、ぜひ「生理と健康」についてあらためて考えてみませんか?

今まさにディーバカップデビューを考えている方は、使い方に関する記事もぜひチェックしてみてくださいね!

合わせて読みたい:

初めての月経カップ。月経カップってどんな生理用品なの?

月経カップ、私にも使えるの?

 

さいごに

前回、婦人科検診を受けたのはいつか覚えていますか?

しばらく受けていない方は、ディーバカップデビューを機に、1年に1度の検診を習慣にしてみることをおすすめします。

婦人科は、生理中のちょっとした不調や不快感、生理前のイライラなどの症状でも気軽に受診することができます。

定期的に通うことで、病気の早期発見だけでなく、生活の質をアップすることにもつながります。

生理は辛かったり、我慢したりするのが当たり前ではありません。

一人ひとりが生理に対する意識を高め、情報を共有し、生理に関する不調や疑問を取りのぞき、「生理をケアする」という姿勢を持ってほしいと、私たちは願っています。