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ディーバカップを選んでよかった5つの理由

ディーバカップデビューをはたしたユーザーから、「もう前の生理用品には戻れない!」と喜びの声が多く届いています。ディーバカップのどういうところが快適で、また、何が理由で多くの女性たちが「人生が変わった!」と感じているのでしょうか。

この記事では、ディーバカップユーザーからよく聞く、ディーバカップを選んでよかった5つの理由を紹介します。

1. 一日の自由度が高くなる

生理中はトイレに頻繁に行かなければならなかったり、トイレに取り替え用の生理用品を持ち込まなければならなったり、アクティブに動けなかったりなど、生理ではない日に比べて自由な活動が制限されることが多いです。

生理がつらくて横たわる女性

しかし、ディーバカップであれば、生理でない日のようなアクティブさを保つことができます。なぜなら、ディーバカップは連続して12時間つけっぱなしでいることが可能だからです。仕事や学校などのイベントで、なかなかトイレに行けないときも問題ありません。また、ジョギング、ヨガ、ロッククライミングなど、大きく体を動したり足を開いたポーズをとるようなスポーツもすることができます。水にもそのまま入ることができるので、まるで生理ではない普通の日のように水泳も海水浴なども楽しむことができます。

また、12時間連続装着可能なことに加えて、容量も魅力です。ディーバカップは3種類あり、モデル0は20mL、モデル1は30mL、モデル2は32mLの経血を溜めることができます。一番小さいモデル0でも、平均的なタンポンの吸収量5〜10mlの2〜4倍です。睡眠中に、生理用品を交換したり、パジャマやシーツが汚れていないかをわざわざ起きてチェックしたりする必要がないので、朝までぐっすりと睡眠をとることができます。

生理期間中も、生理ではない他の日と同じように、清潔を保ち、安心して計画を立て、活動しやすい一日になります。

2. 心配事が減る

ケンブリッジ大学の研究では、平均的な成人は一日に35,000回もの決断をしているのだそうです。となると、生理の日には、これに加えてさらに多くの考えるべきことが生まれ、普段よりたくさんの小さな決断をしていると思いませんか?

例えば、いつトイレに行くべきか、替えの生理用品はどれをいくつ持ったらいいか、服はどれにすべきか、鎮痛剤を飲んだほうがいいか、…などなど。

悩む女性

ディーバカップは、12時間連続装着できることや、容量が20mL~32mLあることから、生理に関するこのような決断事項を減らしてくれるアイテムです。

たとえば、こんな場面を想像してみてください。

  • 高校生 Aさんの場合:生理2日目、授業が終わったらトイレに行きたいけど、立ちあがった瞬間にドバッとあふれてしまうかも。ナプキンは羽根つきにしてきたから大丈夫だと思うけど、ズレて漏れてたらどうしよう。休み時間は10分。次は体育だから着替えもしないと。ナプキンを持ってトイレに行く時間はあるかな?
  • 社会人 Bさんの場合:通勤中。もしかしたら生理が始まったかも。ロッカーにタンポンの予備はもうなかったかも?もうすぐ会議が始まりそう。会議の後でコンビニに行くことにしようかな。確か、最寄りのコンビニにはいつも使っているタンポンが売ってなかったから、ちょっと遠いコンビニに行ったほうがいいかな?昼休み、ご飯食べる時間はないかも。
  • 主婦 Cさんの場合:来月の家族旅行の日が生理に当たってしまうかも。子どものための室内プールが楽しそうだけど、日にちを変えたほうがいいかも?でも、ほかに家族の休みが合う日があったかな?もしかしたら生理に当たらないかもしれないし、とりあえずホテルだけは押さえておこうか。子どもの着替えのバッグのほかに、予備のナプキンも入れておくことも忘れないようにしなくちゃ。プールに入れなかったときの別のプランも考えておこうかな?

ひとつひとつは小さな心配事だとしても、重なると、目の前のことに集中できなくなり、気分も落ち込みがちです。上の事例はいずれも、ディーバカップを使っていれば回避できたり、カバーしやすいことだったりします。

3. 環境にやさしい

使い捨ての生理用品を使い続けた場合、一人の女性は一生の間に12,000~15,000枚の使い捨てナプキンやタンポンを使う計算になります。消費された使い捨て生理用品は、日本では焼却されることが多いと思いますが、何らかの理由でゴミとして焼却されずに、埋められたり下水に流されたりしたりしてしまうことも考えられ、そうした場合さらに環境への負荷が高くなります。

公園でハンモックに寝そべる

環境省が発表しているデータによると、プラスチック製品が適切に処分されずに海に流れ着く量は、世界で年間800万tと試算されています。海に流れ着いて小さく細かくなったこれらの製品はマイクロプラスチックと呼ばれ、海に漂い続け、プランクトンや魚たち海洋生物の体内に取り込まれ、ひいては私たち人間の体にも入っていきます。逆に考えると、適切に処理されないプラスチックの量を減らすことは、環境とともに自分たちの健康を守ることにもつながっているのです。

使い捨て生理用品を使っていた人がディーバカップを使い始めるということは、個人の生理ケアの方法の変化だけではありません。毎月必ず出ていたゴミの総量が減ることも意味します。それは、少量であっても確実に、地球への負担を軽くすることなのです。

4. コスパがいい

生理にかかる費用は毎月約600円、生理が40年間続くとして、一生涯で約30万円にもなります。ほかに、サニタリーショーツ、生理痛用の鎮痛薬代、生理不順などの理由で婦人科にかかったときの医療費などを含めるとさらに高額になります。アメリカでは200万円を超えるとも言われているそうです。

最高級グレードの医療用シリコーン100%のディーバカップは、適切に手入れをすれば、数年間使用することができます。ディーバカップは地球にやさしいだけでなく、あなたの体にも、お財布にもやさしいものなのです。

ディーバカップが誕生したカナダでは、ディーバカップ(約35カナダドル)のディーバカップを1つ使う間に、使い捨て生理用品を使う人は、1,000ドル近くの金額を費やすことになるそうです。使い捨て生理用品とディーバカップ、どちらがコスパがいいかは一目瞭然ですね。

5. 自分をパワーアップできる

ディーバカップを使う過程で、ユーザーはいろんなことを学ぶことができます。

経血の色や量、周期の変化、骨盤底筋の状態や動かし方。ディーバカップを装着するときや、取り出すときに、どうしたら痛みなく取り出せるか、どのタイミングで取り出せば漏れないか、どこでリセットするとラクなのか。自分の体を知り、自分の生活スタイルを見直すチャンスにもなります。

ディーバカップに限らず、月経カップは使い始めるときに慣れが必要です。しかし、それを「難しい」「時間がかかる」といったネガティブなワードで片付けてしまうのはもったいないことです。もしそれが難しくて、時間がかかるのならば、それはそれだけ意味がある情報だからだと私たちは考えています。なぜなら、それはあなた自身の体のことであり、生活のことだからです。自分の時間を使って、自分で感じて考えて知るしか方法はないのです。誰かに代わりにやってもらうことはできません。

女性たちのパワーアップ

ほかでは手に入らない、あなた自身の情報をあなたが自分の努力で手に入れることは、自分をパワーアップすることです。自分の体を知り、感じ、考える。必要な情報を調べ、学ぶ。これは何よりも価値があることです。

おわりに

今まで使ってきた生理ケアを見直すことは、慣れ親しんだ場所から引っ越すような不安感があるかもしれません。今がそのときなのか、それともそうじゃないのか?なかなかひとりでは決断しづらく感じているかもしれません。

でも、ディーバカップが気になって、この記事を今日読んでみたことは、最初の準備段階の大切な一歩です。

私たちはこれまでにも、ディーバカップにデビューする人たちを後押しする記事を書いてきました。

以下のブログ記事や、よくある質問のページもぜひチェックしてみてください。
カスタマーサポートのお問い合わせフォームもあります。気になっていることはぜひ解決して、ディーバカップデビューのその日を迎えてくださいね!


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