DivaBlog

ディーバカップが取り出せない!?

ディーバカップを使い始めたばかりのユーザーにとって、カップの取り出しは難しく感じるかもしれません。慣れてくると簡単なことですが、最初は不安でドキドキするものです。

この記事では、ディーバカップをうまく取り出すために必要な知識と、取り出しが難しいと感じる原因についてご紹介します。ちょっとしたことですが、知っていると知らないとでは大違いです。カップの取り出しについて正しく理解して、不安な気持ちをできる限り減らしましょう。

 

月経カップの取り出しに役に立つ4つの知識

まず、カップをスムーズに取り出すために知っておきたいことは、以下の4点です。

1. カップは迷子になりません

腟は長さ約7〜9cmの伸縮性のある筋肉の管です。腟の一番奥にはぴったりと閉じた子宮口があります。子宮口は出産のときにしか大きく開かないので、ディーバカップが間違って子宮の中に入っていくことはありません。ディーバカップは体の中で「迷子になる」ことはなく、必ず腟のなかにあると覚えておきましょう。これを知っておくだけでも安心ですよね。

2. 奥に入れすぎないで

挿入したディーバカップは、腟口といわれる腟の入り口付近に装着します。挿入したあと、指を少し入れるとステムに触れることができるはずです。ステムが外に飛び出てしまっていると、歩くときにこすれたり、座るときにチクチクしたりして不快に感じることがあります。ステムが腟口から出るか出ないかくらいの場所が月経カップの正しい定位置です。カップがこの位置にあれば、取り出すときには、腹圧をかけ続けるとステムがゆっくりと下がってきて、カップの底を指先でつまむことができます。

3. 基本を大切に

カップの着脱の前には、必ず手を洗いましょう。そして、カップの根元をつまんで密閉を解除してください。慣れてくるとおろそかにしがちなポイントですが、基本が大切。カップも自分の体も大切に扱う気持ちを忘れないようにしましょう。

特にステムは、つい引っ張って取り出しそうになりますが、痛みを感じたり、カップを傷つける原因にもなりますので、決してステムを引っ張らないでください。

4. まずは日中からトライ

初めてディーバカップを使うときには、まずは日中に試してみることをおすすめします。夜寝る時にこそカップをつけてみたい気持ちはわかりますが、少し我慢しましょう。その理由は、睡眠中は体がリラックスし筋肉も緩んでいるので、カップが腟の上のほうへ動いてしまうことがあるからです。

実は、朝起きたときに指がステムに届かなくても、リラックスして腹圧をかければカップは下りてくるのですが、初回の緊張しているときに「カップが取れない!」とあわてるのは避けたいですよね。一晩つけていたカップを朝リセットするのは、カップに少し慣れてからのほうがスムーズです。

 

カップが取り出しにくいのはなぜ?

カップが取り出しにくいと感じる原因として、1.カップの位置、2.カップのサイズ、3.骨盤底筋の状態が考えられます。

1. カップの位置

装着したカップがいつの間にか上に移動してしまう場合は、挿入時に正しい角度で挿入されていない可能性があります。カップがきちんと開いていて密閉されている場合は、腟の入り口に近い位置にとどまるはずです。

2. カップのサイズ

腟の大きさや長さには個人差があり、自分に合ったサイズのカップを使うことが大切です。カップが小さすぎると下に降りてきてしまうことがありますし、カップが大きすぎると人によっては膀胱が押されるような違和感があるかもしれません。

ディーバカップには、モデル0、モデル1、モデル2の3つのサイズがあります。

モデル0 初潮を迎えて間もない方、18歳以下の方
モデル1 19歳〜30歳くらいで、経血量がふつうの方
モデル2 30歳以上の方。経血量が多めの方

自分がどのサイズにするべきか迷うときは、お気軽にカスタマーサポートにご相談ください。

サイズは自分に合うものを選ぶ必要がありますが、その一方で、筋肉のコンディションや経血量によって「今日はいつもと違うかも」と感じることもよくあります。人間の体ですから、機械の部品のようにいつもぴったり同じ位置に収まるわけではなく、日によってカップが多少上下することは自然なことなので、神経質になり過ぎずに付き合っていくことも重要です。

3. 骨盤底筋の状態

挿入されたカップは、腟の周りの骨盤底筋によって固定されます。この筋肉が弱いとカップを支えきれず、下に降りてきてしまうことがあります。骨盤底筋は妊娠・出産、加齢、肥満などが原因となり弾力を失うことがありますが、骨盤底筋トレーニングによって強化することもできます。

骨盤底筋は、尿意をコントロールするときに使われる筋肉です。おしっこを我慢するように、骨盤底筋を巾着袋のひもをきゅっと締め上げるようなイメージで力を込めることと、ふっと力を抜くことを数秒ずつ繰り返す練習がトレーニングになります。このトレーニングは立っているときでも座っているときでもできます。骨盤底筋を意識する習慣をつけましょう。

逆に、骨盤底筋が強すぎてもうまくカップが固定できないことがあります。骨盤底筋の力が過度に強いと、カップが必要以上に奥へと移動してしまったり、カップが腟壁に密着されずに漏れてしまうことがあります。適切に密閉が維持できれば、カップは腟のなかでしっかりと固定できて漏れることもなく、取り外しも簡単にできます。 

ディーバカップの取り出し方

ディーバカップが取り出せなくなってしまったら…

上記のことを理解しても、それでもカップが取り出せないときは、どうしたらよいでしょうか。12時間経っても取り出せない場合は、産婦人科などを受診し取り出してもらってください。しかし、その前に自分でできることがあります。落ち着いて対処しましょう。

まずは、カップが取り出せないと思っているとき、とてもストレスを感じていることを自覚しましょう。ストレスを感じていると、生理的な反応として骨盤底筋は収縮します。外したいと焦れば焦るほど、外れにくくなってしまうのです。
難しいことかもしれませんが、骨盤底筋を緩ませるためにリラックスして深呼吸に集中しましょう。こういうときのためにも、初めてカップにトライするタイミングは、時間があるときが安心です。

もし、なかなかカップを取り出すことができなかったら、少し休憩して、後でもう一度試してみてください。いったん頭を切り替えて、温かいお風呂やシャワーを浴びたり、リラックスできる音楽をかけたり、ゆっくりと散歩をしたりすることも効果的です。

しばらく時間をおいてから試したほうがいい理由は、リラックスできることのほか、カップの位置が自然に下がることもあるからです。カップに経血が溜まっていくと、その重さでもカップは少し下に下がります。

また、取り出しの姿勢を変えてみると、意外と楽に取り出せることもあります。例えば、立ったまま浴槽に片足をかけてみたり、お風呂場でしゃがんでみたりしてみましょう。ユーザーによって、座った状態のほうが取り出しやすい人もいれば、立った状態のほうがやりやすいと感じる人もいます。自分はどの体勢が一番取り出しやすいのか、研究してみましょう。

腟の中がどうなっているかや腟のどのあたりにカップがあるかが自分の目で確認できないので、取り出せるか不安になりますよね。でも、慣れてくると何も考えなくても数秒で挿入・取り出しができるようになります。最初のチャレンジが一番難しく、その後はどんどん上達しスムーズにできるようになっていきます。

これからカップデビューする方は、カップの取り出しがうまくできるか、ドキドキして不安になるかもしれません。ぜひ快適に使えるようになった自分をイメージして、ワクワク楽しみな気持ちでカップデビューしてくださいね。

 

あわせて読みたい:

月経カップ、私にも使えるの?

ディーバカップを選んでよかった5つの理由

ディーバカップを購入した人が使う前に知っておきたい10個のポイント