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生理中の旅行を安心して楽しみたい。ディーバカップと何を持っていく?
友達と、家族と、あるいはひとりで。日常からちょっと離れて、電車や飛行機に乗り、遠くの土地に足を伸ばすのは楽しいものです。
飛行機や電車のチケットは予約済み、ホテルもおさえて、荷物も準備完了。素敵な旅行のための計画は万端なのに、生理がやってくる。なぜこのタイミングで?と心の中で叫んだことがある人は多いでしょう。
生理中の旅行は快適とはいいがたいものです。トイレの場所もわからないし、途中でおなかかが痛くなったらどうしよう。旅行先で着ようと思っていた服にナプキンを入れるポケットがないかも。不安をあげたらキリがありません。
でも、生理だからといって旅行をあきらめるのはもったいない。旅行中の生理ケアをよりよいものにするためのヒントをいくつか紹介します。この記事を読んで、生理に重なりそうな旅行の心配事を減らしておきましょう。
ディーバカップを持っていこう
ディーバカップは旅行先でも洗って使うことができます。ディーバカップを使いこなせれば、かさばるナプキンやタンポンの荷物は必要ありません。
出発のときから生理の場合は、朝出かける前にディーバカップを装着。夕方、ホテルに着いたらリセット(取り出して空にして再装着)しましょう。多い日で漏れが心配ならナプキンや吸水ショーツの合わせワザが心強いです。また、まだ生理が来ていなくても、「そろそろ来るかも?」というときも、カップを持っていれば安心です。
まだディーバカップユーザーでない方も大丈夫。もし旅行の予定が3ヶ月後くらいであれば、次の生理から練習すれば間に合います。ぜひ、今回の旅行はカップユーザーとして出かけてみてくださいね。荷物も気持ちもとても軽いことに驚くはずです。
旅行上手は荷物が小さいといわれています。ディーバカップで荷物を少なくして、代わりに、旅行中の不安を少なくするお気に入りのお役立ちアイテムをもっていきましょう。
生理痛を和らげるお茶を用意しよう
ホテルの部屋や飛行機などではお湯が用意されていることが多いので、お気に入りのティーパックを持っていきましょう。温かい飲み物は、気持ちをホッとさせてくれて、ストレス解消にも役立ちます。
カモミールティーはリラックス効果があり、ジンジャーティーは冷えの改善、ルイボスティーにはむくみの緩和などの効果があるとされます。普段からいくつかのお茶を試してみて、自分のお気に入りのフレーバーやブランドを知っておくと、いざというときにお守りのような存在になってくれるでしょう。
ひざ掛けやカイロで温まろう
たとえ薄着のシーズンであっても、部屋や乗り物の冷房が効きすぎていて寒い…ということはめずらしくありません。冷えは生理痛の悪化を招くこともあります。旅先であっても冷え対策はしておきましょう。
急におなかが痛くなったときに体を温めると気持ちも落ち着きますし、痛みが和らぐこともあります。旅行先で調達しようと思っても見つからないこともあるので、ひざ掛けやカイロなどの手軽な温めグッズもぜひ入れておきましょう。
ゆったりめの下着やズボンを持参しよう
ホテルで用意された浴衣やパジャマのサイズが合わなかったり、肌になじまないこともあります。お部屋でも快適に過ごせて、ちょっとコンビニまで行けるような、心地よく履けるズボンがあると安心です。ウエストの締めつけがなく、トイレも楽に行けるようなワンピースやスカートもいいですね。移動時間が長いときは、万が一に備えて、着替えを手荷物に入れておくのもオススメです。
同様に、下着もノンワイヤーのものなどゆったりめのものにしておきましょう。生理前や生理中に胸の張りを感じやすい人は、旅行中は着け心地のよさを重視したブラジャーをつけておくと、体への負担を少なくできます。
使い慣れた痛み止めを持っていこう
普段から生理痛の痛み止めやピルを使っている方は、使い慣れている薬を持っていきましょう。痛み止めは、生理痛以外にも万一の頭痛や歯の痛みにも対応できるので、持っておくと安心です。
吐き気や空腹を和らげるものを見つけよう
酔いやすい方なら酔い止めが必須ですが、普段は酔わない方でも、長距離移動や不安などから旅行中に気分が悪くなってしまうこともありえます。そんなときはエッセンシャルオイルが手軽です。ペパーミントは気分をすっきりさせ、ラベンダーは心を落ち着かせる効果があります。いずれも旅行先でいきなり試すのではなく、自分の好きな香りかどうかを確認してから使いましょう。
空腹で気分が悪くなることもあります。キャンディやチョコレートがあると、思いがけず長時間食事が取れないときにもしのぐことができます。チョコレートを食べようとしたら気温や体温で溶けてドロドロ…ということがないよう、夏でも溶けにくいシュガーコーティングタイプのチョコ、そして持ち運びやすいパウチタイプがスマートです。手荷物のポケットにしのばせておくといいですね。
マイボトルを持参しよう
水分補給は、体調を整えるために重要です。いつでも、自分のタイミングで水が飲めるよう、マイボトルを持ち歩く習慣をつけておくといいですね。
最近はペットボトルによるプラスチックごみの削減を目指して、持参のマイボトルに給水できるウォーターサーバーが置いてあるホテルも増えています。
自分用のトラベルキットを作ろう
移動中やホテルでもさわやかでリラックスした気分になれるよう、ポケットティッシュサイズの汗拭きシート、携帯用歯ブラシ、ハンドクリームなどのリフレッシュアイテムを持って行きましょう。
乳液やクリーム、ジェルなどを詰め替えて持ち運ぶ場合は、漏れないように気をつけましょう。また、機内持ち込みする場合は、航空会社の制限に引っかからないようチェックしておくことを忘れずに。
ディーバカップと旅行するために、知っておいてほしいこと
では、ディーバカップが旅先で使える場面や、お手入れ方法を理解しておきましょう。旅行中だからといって特別なことはなく、普段どおりのケアをしておけば大丈夫です。
ディーバカップは場所をとりますか?
とても小さく収納できます。直径は5cm以下、長さは7cm以下、重さはわずか15gです。収納して持ち運ぶためのかわいいコットンポーチも付いています。洋服や洗面用具のポーチの中に入れても、気づかれることはありません。
ディーバカップをつけて泳げますか?
ディーバカップは、水泳、ダイビング、シュノーケリング、スキューバダイビング、ラフティング、あるいはビキニを着てビーチで遊ぶのにも最適です。温泉や大浴場にも入れます。ディーバカップはタンポンの紐のように外に出る部分が全くないので、人の目も気にならず、普段と同じように過ごすことができます。
ディーバカップを洗うのに何を使えばいいですか?
オイルフリーで人工香料無配合の低刺激性の石けんを使いましょう。酢、人工香料入り石けん、オイルベース石けん、消毒用アルコール、抗菌石けん、重曹、過酸化水素、漂白剤、食器用洗剤は避けてください。
敏感肌の方で旅行先のホテルの石けんが合うか心配であれば、 ディーバウォッシュを持参することをおすすめします。ディーバウォッシュは、カップを洗浄する以外にも、デリケートゾーン用のソープ、ボディーソープ、洗顔、シェービングクリームなどとしても活用できます。少量でもよく泡立つので、小さいボトルに詰め替えれば荷物もかさばりません。
カップを洗う場所が見つからない場合は?
外出先の公衆トイレで、個室に洗面台がない場合には、トイレに入る前に手をよく洗い、カップの中身を空にしたあと、トイレットペーパーやウェットティッシュなどでカップを軽く拭いてから再挿入します。ウェットティッシュを使う場合は、成分をチェックして、アルコールなどの入っていない低刺激性のものにしてください。
カップは、ホテルに帰った後など洗える場所が見つかったら、水と石けんで洗えばOKです。洗うときは、飲んでも安全な水を使いましょう。外出先でもカップを水で洗いたい場合には、トイレの個室に水の入ったボトルを持ち込んでカップをすすぐ方法もあります。
これで、ディーバカップと一緒の旅行の準備は万端!生理の負担をディーバカップで極力軽くして、楽しい思い出をたくさん作ってきてくださいね。
これらのヒントが、旅行中のあなたの生理体験をよりよいものにするヒントになればうれしいです。
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